君は何も言わずにうずくまる。放課後の教室に響き渡る恐ろしい笑い声。 ただ、それを茫然と見つめていた。 そしてこう言われたんだ。 「あんたもあいつ見たいになりたくないならいじめることね。」 いじめられるか、いじめるか。 うちは、 うちは、 助けてもらった、親友を、君を裏切りました。 またいじめられるのが怖くて。 この時のうちは、弱くて自分を守ることで精いっぱいでした。