「…えっと君は?」

俺に気づいた教師が話しかけてきた。

「…俺の席、ないんです」

あー、やべ視界が。
涙が良い具合に眼鏡みたいになって
教師の胸元が良く見える。
Dカップとみた。

「え?えっと、え?」

教師が困惑するなか、1人の生徒が
発言した。

「先生ー。内野くんはF組です」

「…はぇ?」

一度教室から出て
ドアの上についてるプレートを確認。

E組だった。

「…お騒がせしました」

いまだこちらを困惑した表情で見る先生に一礼をしてF組へと向かった。