僕らの毎日


ドンっ

やべ、人にぶつかっちゃったよ。

「あ、すみませ「どこ見て歩いてんだ、ボケ」

謝罪の言葉を述べようとしたら
かぶせて言葉が上から聞こえてきた。

「…え?」

と顔を上げて目に入ったのは趣味の悪いシャツ。

やぶぁい。
スキンヘッドが夕日に照らされて
微妙なアングルに。

「ぇと、…す、すみませ、ぷっ、ん」

笑いを堪えきれずに、手で口を覆う。

「…あぁ゙?何笑ってんだタコ」

タコ…ぷっ
もうやめて。堪えらんない。
あんた、タコに似てる。
ツルツル頭も合わせて。

「本当、すみませんでしたー」

あははははー、やべぇー、あははー
笑い声を上げながら猛ダッシュでその場から退散した。