フローリングに正座させられて足が痛い。
「…で、この子はどこの子?」
俺に聞かれても、分かりません。
ぷるぷると首を横に振って
知らないと伝える。
~♪
「あら、電話。もしもし?
え?うん拾ったけど。
あー大きくなってて気付かなかった。
そう。分かったわじゃあね」
???
こっちを見ながら何やら話す母さん。
どういうこと?
何やら話が終わったようだ。
「この子はあんたの姪。
父さんの妹の子どもよ。
なんか蒸発しちゃったみたいだから
預かることになったって。
面倒見てやって」
「…は、はぁ」
何やら少年は少女だったことが発覚。
俺に急に妹が出来ました。
千草に連絡するか。


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