「花梨ちゃん、本当に球技嫌いだね。」


「だって、当たると痛いじゃん」


過去にドッチボールをしていて顔面に当たったら事が、かなりのトラウマになり私は球技が嫌いになった。


「どうでも良いけどさ、とりあえず皆待ってるんでしょ?行ってきなよ」

「……ぅん。そうだね」


彼女はボールを持って、教室から出た。