キミが好き

「いいのか?お前」
「何がだよ」
「男コロコロ変えて」
「話はくんなってことだよな?
じゃあーさよーならー。」
あたしはドアを開けて思い切り閉めた。
「ほんっとムカつくー」
あたしは校舎を出てタバコに火をつけた。
「荒れてんねー!」
あたしの隣にきた男。
「竜ー」
竜というのはあたしの1つ上の先輩。
「俺今から公園で集まんだけど、くる?」
竜はいつも誘ってくれる。
でも、いつもは先に用事があったから
一回も集まってるとこに行ってなかった。
「竜?行っていい!?」
「は!?マジ!!いいぞいいぞ!」
竜は目を輝かせてる。
「やったあ!!!」
あたしは竜のチャリの後ろに座った。
「行くぞぉおおお!!!」
竜…テンション高いなぁww
あたしはただ、竜にしがみついていた。