キミが好き

「ん…」
あたしは背伸びをした。
カバンを持ち、生徒指導室に向かった。
「おー!ルリ!」
タクがきた。
「俺もう終わったぜー!」
「内容は?」
あたしはパンツが見えるぐらいの
スカートの丈で廊下を歩いている。
勿論、みんなの目がこちらを向く。
中には喧嘩を売ってくる女もいる。
「あー、明後日からテストらしい」
「んで来いって?」
あたしはダルそうにタクをみた。
「イヤ、俺は逆」
苦笑しているタク。
「マジー?あたしもそうだといいなー」
あたしはケータイをカバンに入れ
生徒指導室に入った。