……ふと思う。 何で彼はあたしの中にすんなり入って来れるんだろうって。 あたしの中にある分厚い壁をすんなり通り抜けてる様な気がする。 この短時間で警戒心が薄れてる。 あたしもそれに対して、恐怖心が湧かない。 逆にそれは危険なのに、その信号を読み取る事が出来ない。 会話の内容はどうであれ、彼と話している事にあまり違和感を感じない。