棄てるなら完全に棄ててくれればいいのに、気紛れで帰ってきてはあたしの心を乱す。 許さない筈なのに、大嫌いな筈なのに あの優しい声で名前を呼ばれると乱される。 あたしの事、何も知らないくせに。 ――…だからこそ、苦しくて堪らない。