今、現在の私はどうだろう。

 もう、あの頃のような沸き上がるような情熱は、どこへ行ったのか。

 それでも、私には、やはりマシンと共に在り、理想の走りを実現させることにしか興味が無い。

 いつしか、私にも風を抜ける日が来るのだろうか。

 その風圧の中、摩擦抵抗の中、大いなる大気の壁の中で。

 そして、その中で風を掴むことができるのだろうか。

 私だけの風を探して・・・。

 きっと、これからも走り続けていく。

 そんな気持ち

 それではまた