風_現実(7月10日20:40更新)

次の年、私は職場を移動した。

前職場と違い、職場の人間関係には恵まれ、仕事もやりやすい素晴らしい職場環境だった。

この年は、4月のゴールデンウィーク前に、富士スピードウェイに走りに行ったのみだった。

それでも、日々は充実していたし、何の不満もなかった。

いや、仕事の面白さを感じてきていたからかも知れない。

しかし、青天の霹靂か、2度目のエンジンブローが待っていた。

それでも、それは内心分かっていて覚悟していたことだ。

そう、そう思ってあまり走りに行かなかったのだから。

「もうそろそろ、このエンジンは終わりだな」
と、2度目の経験なので、薄々エンジンの不調を感じていたのだ。

だから、差ほど気にも留めなかった。