今だって、夢も希望も充分にある。

それは、掛け替えのない宝物のようにキラキラと光り輝く、私にとって大切なものだ。

それに、年々、月々、日々、前に向かっている実感だってある。

いや、あった。

それが今は、もうどうなっているのか、どの段階なのかさえも解らずにいる。

得体の知れない何かに追われる毎日。

そんな毎日の中で、気付けば、夢も希望も薄膜に包まれていくようだ。

そんな不安にかられるようになったのは、いつ頃からだろうか。

昨年か、一昨年か、つい最近のような気もする。