「…ぎー!…~い、あ~さ~ぎ~!」


ん~…なんだなんだ??


意識がまだハッキリしないなか、瞼をこすってなんとか目を開いた。


鴇「やっと起きた~!ほらほら、さっさと体起こして。」


俺は鴇に促されるままにベッドから出て着替えに取りかかっていた。
俺の横では轟が陸堂を起こしていた。



案外寝起き悪いんだな!!あいつ!!


着替えが終わり、閉まっているカーテンを開いた。


浅葱「……まだ夜じゃん…!!」


外はまだ薄暗かった。


浅葱「鴇なんで起こすんだよ!?まだ朝じゃないじゃんかよ!!」

鴇「誰も朝なんて言ってないよ。それに今6時だよ。」


鴇はニコニコしながら答えてきた。
それとは逆に隣では、陸堂は機嫌悪そうに轟を睨んでいた。