「―――…ということ訳で、転校した早川の代わりに図書委員を決めたいと思う。誰か立候補はいるか?」


冬休み明け、更に寒くなる一方で教室内ではストーブが働く
毎週木曜日、午後のHRは暖かさに付け加え昼食も食べて更に眠い




―…あぁ、昨日も遅くまでネットサーフィンしてたから…余計に眠くて

手のひらで目を擦り頭を振って、なんとか意識を保ち先生の話を聞く


図書委員なんて誰かやるか

私は無視を決め込むその他大勢のクラスメイトに溶け込み、頬杖をついて視線を落とす




あぁ…
だめだ….. .
瞼、が重く……・・・