春が過ぎ青葉の季節
そしてこの時期遣ってくるのは中間テスト

ここで私に訪れたのは報復。

毎日勉強を怠けてメル友と夜更けまでやり取りをしていた代償が、漸く私に訪れた







「川島」
「はい」

名前を呼ばれ最後の採点されたテストを受け取る

…これも下がってる。

無言でそのテストを眺めて席に着く。
これで全教科下がってしまった

赤点までの点数にはならないものの私が今まで取ったテストのどれよりも悪い結果だった。





そして、私に見向きもしなかった教師の足音が

放課後になってゆっくりと、私に近付いてきた