「うっせ。」 そういってあたしの首に顔をうめた。 「え、なに?」 そういって離れようとすると、力いっぱいまた抱きしめられた。 「今の俺…すっげだせぇ」 ぼそっとつぶやいた憐。 暗いからよく見えないけど 彼がきっと真っ赤な顔してるのは すぐにわかった。 「かーわいっ♪」 そんな声が だれも居ない道にひびいた。 こんな幸せがずっと続くって。 あいつがいない生活なんかないって この時楽しくて…、幸せで。 気付かなかった 憐のいない生活が もうすぐそこまで やってきているなんて。