ハルの家は、走って7分。

自転車を持ってない私は、走った。

………やっと到着だ…。

ゆっくりとインターホンを押す。

「……はい」

がちゃ。

中からハルがでてきた。

……………ハル…?

なんか…なんていうか…顔色悪い…?

…どうしたのだろうか…。

「今日、家誰も居ないから、遠慮せず入って…」

「うん…」

私はハルに促されてハルの家にあがった。