「ゆーーーーうぅーーー!!!」

「…むぅ……。」

「柚ーーー!」

「……うひゃひゃ………」

「こらぁ!!!柚!!!!!」

「うあああああああ!!!………何いぃぃ!!???」

びびびびびっくりしたぁ!!目を開けるとものすんごい顔のお母さんが目の前にいた。

「何!?じゃないでしょう!!晩御飯よ!!」

「ん……?…あぁ、うん、はい」

「何回起こしても起きなかったんのよ!!ほんとに、もう!!!」

「あの、うん、えと…ごめんなさい…?」

「なんで最後が疑問形なの?!とにかく、わかったらはやく下におりてきなさい!」

「う、はぁ~いぃ…」

お母さんがこんなに怒るとは…。私、そうとう爆睡してたんだな…。

ボサボサの髪を手で押さえて1階に下りた。