「あ」

びっくりした。
君の隣には
貴方の隣には

―――まぎれもない、私「以外」の子がいたから

「本当、だったんだね」
寂しくなかった。
何も想わなかった。
何も、想えなかった、の

―――信じたくない、現実だったから