桜が散りかけてきた4月半ば過ぎ。

莉那は学校を休んだ。

でも
つまらない。

その日はずっと寝ていた。

夕方頃、先生が来た。
お便りと何かしらを持って。


「莉那、何していたの」

「…」

「中学生らしくしなさい」