仮病に口止め料


高校生とか若いとか括りなんて関係なく、誰だって好きな女の前でくらいカッコつけたい。

だから少々臭かろうが、恋の病に侵された重症患者相手ならば、キザな決め台詞はドキドキ指数アップで特効薬となる。


そう、例えば体育祭の運動場、『俺はお前が世界で一番大好きだ! 愛してるよ結衣!』と、

(何かしら批判されがちなゆとり世代の)オーディエンス生徒たちの前で青春っぽく大告白をしてみたいし、

例えば深夜ベッドの中、『お前って本当可愛いな? 目が離せないよ。もっと好きになるのが怖いんだ』と、

自分の腕に閉じ込め、低い声でしびらせる甘い発言も(他者が引くぐらいであればあるほど)ロマンチックにしてみたい。