お昼ご飯を食べる時間を割いて呑気に恋人と戯れる(フリーの奴から嫌われがちな)馬鹿は俺だ。
ここの校舎は服装や髪型に厳しく生徒に嫌われている(保護者ビジョンでは今のご時世有り難い存在の)先生が我が物顔で徘徊するテリトリーなので、
用事がない限り誰も踏み込もうとはしないため、
本当にギャグではなく二人きりになったみたいな感覚に陥る。
行き止まりの廊下には、(術がとけた元・デジタルサイネージの)窓から贅沢に太陽の恵みが差し込んでいた。
目に見えるような気がする日だまりの粒は、サテンの生地を波打たせた際の光沢に似ている。



