しかし、まあ、俺が惚れた恋人様は、ピュアな女子高生みたいに彼氏の熱い本音語りに共鳴し感動してくれないだけではなく、
真面目なムードにドン引きしやがる故、二人が将来について伝えあう可能性は極めて低い。
だから、これは誰にも知られない秘密の話。
交際期間が長くなるにつれ、俺にはいつしか新しい夢ができていた。
服飾コースで培った知識を生かし、いつかの未来、子供服を造ってあげる父親になりたいという新品未開封のビッグドリームだ。
となると、彼女は俺が自分をどれだけ好きか分かってない。
俺がどれだけ毎日緊張しているか分かっていない。



