仮病に口止め料


付き合って初めて一緒に食事をする時に、

(和食ではアリらしいが)なんとなく彼女は童心が豊かなので子供みたいに一点集中箸をするのだろうと踏んでいたため、

きちんと三角食べをするところが、また育ちの良さが見られ好きになったのは秘密のエピソードだ。


お姉さんが新居に引っ越したのは、俺たちが付き合ってしばらく経ってからだったため、

きちんと紹介された時以外は休日家デートをしても、お姉さんの仕事は平日休みで滅多に遭遇したことがなく、

こうして二人だけで向き合って会話を重ねるのは初めてだったから、緊張ばかりで、

しかも、自分が作ったお弁当をボスが食べているのだから、また余計な心配もあった。


ぜひとも誰かにこの頑張りを認めていただきたい。

(何かしら恋愛脳みそな)俺は一生懸命青春をしている。