真っ直ぐに伸びたお姉さんの背筋、美容販売員やエステティックサロンの受付女性に共通する華がある後ろ姿は、
相手をイエスマンにさせる洗練したオーラを無駄に解き放つ。
拙い説明をしながら、俺はなんとなく風邪を引いた弟を保育園に迎えに行った中学の時のことを思い出した。
病人は幼児と女子高生で、二人にまったく共通点はないのだけれど、弱っている人間に一番傍に居てほしいと思われる存在にはなりたいと願う。
たかが恋愛なのだけれど、親や中学の友達に紹介され、どんどん人との繋がりが増えるだろう?
なんかそれって多分まあまあ素晴らしい豊かなことで、その積み重ねが自分の脳みそや感情を造形するのだと思う。
ごちゃごちゃ言わない。
つまり、彼女の心を既に教育できているということが嬉しいだけだ。もちろん、弟も。



