仮病に口止め料


そう、洋平サンてば色々(不必要に)考えることが(アホ臭い)趣味なので、

(寝癖みたいな自然にウェーブの(色気づいて)パーマをかけた)後ろ髪を引かれまくった。

その癖見切り発射ってやつだ、推敲する前に唇が動いてしまっていた。


「…………あー!、……と、あの、なんか買ってきましょうか? 冷たいなんか、ゼリーとか」


お姉さん的にも寝込む妹を傍で付き添う彼氏なんて、身内心理では心配で嫌だろうから帰ろうと思ったが、

どうせなら病人食のお使いでもしようと役立つアイディアが浮かんだのに、

呆気なく笑顔で「大丈夫だよ」と、断られてしまったため、

この姉妹は頑張る男子をぶった切るのが好きなのかという考えに辿りつかなくもなかった。

いつもどこか空回りさせられている気分になる。