[完]ヤクザが愛する女[番外編]

「行こうぜっ!!!」




チャラ男の2人組は
走って行った。


「大丈夫か?」


「はい…ありがとうございました。」



私は頭をペコッと下げた。




その人はニコッと笑った。




ドキンッ………


鼓動が速くなる。




「1人で帰れるか?」


「あ…はい!」



私が返事したら私に
背を向けて歩き出した。