私たちは振り向いた。



「お前誰?関係ねぇだろが。」



その人はすごく
カッコよかった。



「関係ねぇけどそいつ嫌がってんだろ。」



その人は私を指差した。



「お前ら小せぇな。嫌がってる女を無理矢理連れて行こうなんて…」


「なっ………!」




チャラ男の2人組は
顔を赤くした。