「え…嫌がらせの事知ってたの?」



私が声を掛けると



「当たり前だろ。」



そう言って優しく
私の頭を撫でた。


「…っ何でそんな女!」



女たちが私たちに
とってかかった。



「俺は舞桜以外の女は眼中にねぇんだよ。舞桜に次こんな事してみろ…女だろうが許さねぇぞ。」


そう言うと女たちは
目に涙を溜めて
走って行った。