[完]ヤクザが愛する女[番外編]

「お前好きな奴居ねぇの?」


「ヘッ!?」



つい間抜けな声が
出てしまった。




「好きな奴居ねぇのかって聞いてんだけど…」


「好きな人かぁ…」



私はウーンと頭を
悩ませた。




「そんな夏龍君は居るの?」


「俺は…」















一瞬だった。