[完]ヤクザが愛する女[番外編]

「……………」


「……………」



気まずい…



うじうじしてても仕方ねぇか。



「今日はごめんな…」


「え……………」





愛夏は驚いた表情をして
声を漏らした。



「一緒に出掛ける約束してたみたいだな。俺今日レポートの発表でさ…」


「あ…そうだったんだ…」




愛夏は俺の顔を見らずに納得した。