王子様の溺愛カメラマン

「ってか…なんかそれ俺がワガママ男みたいじゃねーかよ」


俺はエマのほっぺたをむにっとつまんだ。


「い…いひゃい」


「あはは、すげぇ伸びるな―」


「う~!」



いつの間にか、エマのおかげで俺の気持ちは軽くなっていた。