王子様の溺愛カメラマン

「日向くんが来てくれたならエマ今日は帰りなよ」


赤いペンキを頬につけたエマの友達(確かミキちゃん)がやって来た。



「え?でも…」


「いいのいいの♪エマにはもっと恋を楽しんで欲しいから」


「な!なに言って…!///」


友人の言葉にエマは真っ赤になっていた。




どうやら…

亮太と真由美と同じように、このミキちゃんもエマで遊んでいるらしい。


本当にどいつもこいつも。


とにもかくにも、こうして俺たちは一緒に帰ることになった。