王子様の溺愛カメラマン

一方、私は状況が全く理解できず…




だって…

なんで??

どういうこと?!






「エマも座れよ」


日向くんは当たり前みたいに自分の隣をポンポンした。




いやいや…


「で、でも~…」


「なに照れてんだよ。今夜は無礼講だろ?」


「………」


戸惑う私に全く意味のわからないことを言う日向くん。




しかし、私は結局日向くんの隣にちょこんと座ると


そのまま日向くんに言われるがままお菓子を食べたのだった。