「待って…日向く…」


「………」




ようやく唇を離してくれた日向くん。


日向くんはトロンとした熱っぽい目で首を傾げた。



「……まだおあずけ?」


「ううん…その、おっ…お風呂に…入りたい…」


「風呂?!なぜに風呂?!」


「だだだって私…汗臭いし…砂まみれだし…」


「………」






日向くんは熱い息を吐くと切ない瞳で私を見つめた。





「そんなん…もう俺、待てねぇし」


「……え?」


「エマにさわりたい」





日向くんはそう言うと、私の耳たぶに舌を這わせた。



「え?…やっ…はぁ…」


「…いいよな、もう?」


「あっ…ん…ちょ…」




いいよな?って聞きながら…


返事も待たずに耳たぶを攻めながら胸を触ってる日向くん。





快感に腰が抜けそうになる…




こんな風にされたら…
駄目なんて言えないよぉ。