王子様の溺愛カメラマン

星砂と星空に囲まれて

私と日向くんは何度も何度もキスをした。



寄せては返す波の音に

優しく触れては角度を変えてまた触れる熱い唇。




キスをしながら私の耳にふれる日向くんの指先。


耳の縁をなぞったり、
耳たぶを触ってみたり…


その手つきにおへその下が
ムズムズするよ~



いくら他に人がいなくても
ここは外だよぉ?








「は…ぁ…」


キスが徐々に深くなり、日向くんの体も燃えるように熱くなっていく。



う~…

どうしよぅ…


なんかスゴく気持ちいい…


まだキスしかしてないのに
私って変態かもしれない。




思わず漏れる声を必死に抑えながら、私は日向くんの胸元をギュッとつかんでいた。