お泊まり以来二回目になる日向くんの部屋は


突然お邪魔したあの日よりもずいぶん綺麗に片付けられていた。




「わぁ、お部屋がキレイで広くなってる~!」


私の言葉に日向くんはギシッとベッドに腰を落とした。



「あ…あの日がたまたま汚かっただけだし」


ちょっと照れ臭そうにいう日向くんにまた胸がきゅぅんと疼く。





というか…

私もベッドで隣に座って良いのかな?


でもソファーもクッションも無いし…





いいよね??

いいんだよね?!




自分にそう言い聞かせながら、私はなるべく自然にベッドサイドに腰をかけた。