王子様の溺愛カメラマン

エマ宅につくと、エマは一旦着替えに行った。


俺たちはエマのおばさんの案内で応接室に向かう。


応接室につくとオカンとおばさんは歳も忘れてまるで少女のようにはしゃぎ合っていた。


「ほんと子供たちが付き合うなんて信じられないね~」


「ね~!まさかこんな日が来るとは…」



まるで女子高生みたいなオカン達のテンションにちょっとたじろぐ俺。


エマのおじさんはまだいない。


親父もオカン達の会話に加わり大人3人はさらに昔話に花を咲かせていった。




俺は一人完全にアウェイ…。



はしゃぐ心境にもなれず暇な俺はただイスに座って瞑想にふけった。




平常心…

平常心だ。