改定版・はじまりの季節

「私だってこんなん渡したくないし。
けど、しろを好きな集団から頼まれたら渡すしかないでしょ?
連絡とるのは、しろ次第って念を押したから大丈夫だよ。
じゃあ、渡したからね。
また、連絡する。
バイバーイ。」


言うだけ言って、蜜香は帰って行った。


私は、その場で封筒をあけた。


唖然とした。


蜜香の言ってたことが本当だったから。


+写真つきだよ。


あり得ない。


私を好きって。


私は、ため息を着いてからリビングに戻った。