------------- --------- --------------- -----・・・ 「・・・ゃぁぁあああ!」 ハッと気がつくと 天井が見えた。 「寝室・・・ 夢・・・だったんだ」 そう。 あの恐怖とリアルな腕の痛みは 全て夢だった。 「あ・・・」 自分の頬に触れると 濡れていた。 あたしは本当に泣いていたんだ。 しかも自分の叫び声で目を覚ました。 腕は・・・ 「ッ・・・! いったぁ~」 夢の中で掴まれた右腕が痛い。