「誠也先生が死んだからってお前が死んでどうするんだよ!!?自分が死んで先生に会おうなんて考えたんだろうっ
死んだって…先生には会えねぇーんだよっ!」

「………」


図星だった…


「お前は死ぬなっ!!」


あたしは誠也に会いたいだけ…


「もう…っ先生はいねぇんだよっ!」


そう…いないから…
会いたいの…



気づかないうちに
目から大粒の涙が出てきていた

智はあたしの顔を見た瞬間に…


ギュッ…



あの日みたいに
優しく抱いてくれた…