ひたすら走った きつさもわからないくらい 胸がいっぱいいっぱいで 走っていないと 足を止めたら 気持ちがぐちゃぐちゃになりそうで…… ……………怖い 「はぁっはぁっはぁっ……う゛……う゛……」 誠也… あたしはこんなに好きになっていたみたい でも…あたしは自分の気持ちに気づいていなかった… もっと前に気づいていたら こんなことにならなかったのかな… 辺りはまだ少し明るくて… 夕日が沈もうとしていた