「あのね、あたし華憐♪お前は?」 「……誠也」 「せいや?…ふぅーん…」 ふぅーんかよっ そんなことを思っていた俺 でもお嬢は 「ふぅーんかよって思ったでしょっ」 俺の心を読んでいた まだ幼いのに しっかり者で… 「おじいちゃんっ犬!!」 「犬じゃと!?」 口は悪かったけど 優しさがある人… 「誠也っ」 可愛かったな… 相変わらず、不器用で…