金髪に近いような明るい髪のせいか、いかにも軽そうな雰囲気を漂わせている。
合コンが始まってすぐにした自己紹介。
あたしは全然話を聞いてなかったから、名前も覚えてないや。
いつまでも返事をしないあたしに構わず、彼はさっきまで優一君が座っていた席に腰掛けた。
「ねぇ、何飲んでんの?」
「は?」
赤ワインに決まってるじゃない。
見ればわかるようなことを質問してくる彼を、あたしは思いっきり警戒モードで、ジロリと睨んだ。
だけど彼はそんなあたしの様子にかまうこともなくニコニコ笑ってる。
――なんだかヘンな人。
なんて思っていたら、その人の手があたしのグラスへ伸びてきた。
「一口ちょうだい?」
「やだっ」
あたしはグラスを自分の口に引き寄せるとそっぽを向いた。
なんかやだ……この人。
「うわっ。つれねーな。つか、萌香チャン、さっきからずっとつまんなそうだよね?」
「別に……」
あたしは相変わらず無愛想に、そう呟いた。
「ふーん……。ま、いいけど」
彼はそう言うと、もうあたしの方を見ることもなく、あたしとは反対側の席に座っている女の子やその周りの子達の話の輪の中に入っていった。
正直、ホッとした。
もう誰とも話したくないような状態だったから。
こんなじゃ、あたしがここにいる意味なんてないよね。
もう帰ろうかな……。
そう思ってワインを飲み干そうとした瞬間、あたしの体はビクンと震えた。
太ももの上に感じる違和感。
「え……」
合コンが始まってすぐにした自己紹介。
あたしは全然話を聞いてなかったから、名前も覚えてないや。
いつまでも返事をしないあたしに構わず、彼はさっきまで優一君が座っていた席に腰掛けた。
「ねぇ、何飲んでんの?」
「は?」
赤ワインに決まってるじゃない。
見ればわかるようなことを質問してくる彼を、あたしは思いっきり警戒モードで、ジロリと睨んだ。
だけど彼はそんなあたしの様子にかまうこともなくニコニコ笑ってる。
――なんだかヘンな人。
なんて思っていたら、その人の手があたしのグラスへ伸びてきた。
「一口ちょうだい?」
「やだっ」
あたしはグラスを自分の口に引き寄せるとそっぽを向いた。
なんかやだ……この人。
「うわっ。つれねーな。つか、萌香チャン、さっきからずっとつまんなそうだよね?」
「別に……」
あたしは相変わらず無愛想に、そう呟いた。
「ふーん……。ま、いいけど」
彼はそう言うと、もうあたしの方を見ることもなく、あたしとは反対側の席に座っている女の子やその周りの子達の話の輪の中に入っていった。
正直、ホッとした。
もう誰とも話したくないような状態だったから。
こんなじゃ、あたしがここにいる意味なんてないよね。
もう帰ろうかな……。
そう思ってワインを飲み干そうとした瞬間、あたしの体はビクンと震えた。
太ももの上に感じる違和感。
「え……」

