パパパ…


ドドドドド…

しゅ



バァン!



爆弾の爆発音

銃声が鳴り響いている


「すぅーハァーすぅーハァーすぅーハァー」

「ゴホゴホ」

蘭は過呼吸だった…


いきなり人が目の前で死んでから三十分がたっていた…

今いるのは
遊園地の中にあるホテルみたいな所だ

俺たち以外にも
このホテルに何人かひとがいる!


ザ.ホームレスみたいのから
死人みたいな青ざめた顔をした青年…

金欲しさに集まったバカども…


まぁそこに俺も含まれるわけね…!


ピピピピピピピピピ…


この部屋にいた人達の携帯が一斉に鳴りだした


「みんな音を止めら!あいつらに場所がバレるぞ」

初老のジジイが叫んだ。

みんな携帯の音を止めた
携帯の画面には
受信あり一件

俺と蘭は顔を見合わせたあと…

急いでメールを開けた

周りのみんなも見始めた


メールの内容はこうだ…

ゲーム1

今からゲーム参加者に値段をつける

自分の値段はこのメールの一番したにかいてある
値段は−500万円から+500万円まで

参加者で殺し合いをしてもらう

殺した人の値段ぶんだけ自分が鬼ごっこにかった時に賞金に+される

たとえば
A君が優勝し
値段が二万円と−10万万円
を殺したとしよう
ではA君の賞金は
賞金+二万−10万
がA君の賞金になる

つまり
賞金が高くなるかもしれないし安くなるかもしれない

殺し合うかは自由である
殺したあと相手の携帯を壊したら成功

ゲーム期間はいまから
二時間とする

参加不参加は自由

ゲーム期間も鬼は行動する

あなたの値段+四百八十万円















このメールを見終わった瞬間周りの参加者の顔が変わった

蘭や俺も含めて…


バァン!


銃声だ…

聞き慣れてしまった!

また一人目の前で人が死んだ…



キモチワルイ…