次の日…

学校から帰った私は、美容院に向かった。

うちのお母さんは着付けができない。

だから…って感じ。


まず浴衣に着替えて、髪にエクをつけて巻いてアップにする。


うーん…なかなかぢゃん!


今日は好きな人は来ないけど…
男子いっぱいくるしね!

亜子は可愛いし負けたくないし!

昨日着れなかった事を悔やむのはやめよう♪


車で亜子を学校に迎えに行って、待ち合わせ場所で5,6人の男子と会う。


この頃はこいつらとも仲良かったなあ…



祭りに行ったら、もう優未は来ていた。藤森も。



「あ、あれ学校の先輩ぢゃんね??」

優未が指さした先には優未の憧れの先輩がいた。

「本当だ〜!」

私も少し気になる人がいたけど、大して気にしてなかったからそのまま何もなくその会話は終わった。





私はこの時はまだあなたに気付いてなかった…


あなたはいたのかな??


人って、本当に意識してからが出会いなんだね…



意識するまでは出会ってても、本当の出会いぢゃないんだよね。