―ゴロゴロッ― ―ピカッ―            すごいカミナリが走った。           ちょうど家についた時だった。            『ただいま~!いや~今のすごいカミナリだったね。カイ!?』             『・・・れ・・』           振り返ったらカイはいなかった。                     『・・あれ・・カイ?』            辺りを見渡すかぎり人の気配すらしなかった。            『・・夢?』            あまりの出来事に夢かとさえ思った。