「ゆいちゃん!じゃあ家に行くこっか」

「う・・・うん!」

モノレール駅へ向かう。

道行く人は全員、由依華に釘付け。
ちょこちょこ犬みたいについてくる。


「なんか、拓めっちゃみられてるね!拓カッコいいからだよー」


そう言って由依華は上目使いでほほえむ。