早く来たつもりでも、実際は純恋と話してたからほとんどいつもと変わらない登校時間になってしまったんだ。


あーちくしょっ！！



それより、やっぱ俺・・・・不自然じゃね？


俺の席は窓際の一番後ろの列だから、前の入口から入ったやつは何とも思わねぇけど.....


実際のところ、後ろに純恋がいるから


何かを隠している、不自然な五十嵐君って感じになっちゃってるよな？



純恋も純恋で俺の背中と窓に押しつぶされてる状況なわけだし....



「五十嵐？・・・・お前さっきから顔色おかしいぞ？」


「はぁ？なわけだろ！！」



俺の精一杯の返しで誤魔化すけど....もう持たねぇな。