すると突然、肩をポンッと叩かれた。



驚いて顔を向けると、如月さんが少し苦しそうな表情をしていて



「...あたしも、ごめんなさい」


そう言った。




さっきから私は如月さんに何度謝られただろう...。








....ずっとずっと、このままでいいって思ってた。


苦しかったけど、この生活に慣れてたから。





でも...もっと先に光が見れるなら。手を伸ばしていいのなら。



私は遠慮しない。







「....皆....ありがとう」




想っている事を伝えて、笑顔になりたい。





もっと...もっと....笑っていたい。